板橋区立小学校PTA連合会

【天津わかしお学校】~いたばし学級活動の日~2026.9.19

【2学期最初の帰京日】

9月19日、天津わかしお学校では、2学期最初の帰京日を迎えました。

2学期から試験入学していた2名も無事に正式入学となり、27名の天津っ子がそろって迎える初めての帰京日です。

特に2学期から入学した天津っ子にとっては、今回が初めての帰京日。

子どもたちを天津へ送り出してから約1か月。保護者にとっても、「寄宿舎でちゃんと生活できているかな」「お友達とうまく過ごせているかな」と、楽しみ半分、心配半分で過ごした1か月でした。

この1か月の間には、千葉県で大雨となった日もあり、鴨川市内でも土砂崩れが発生した地域がありました。被害にあわれた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

天津わかしお学校周辺でも、1学期には豪雨による停電のため急きょ一時帰京となったことがありましたが、今回は幸い大きな被害もなく、天津っ子たちはいつも通り学校・寄宿舎で過ごすことができました。

当日、保護者がまず向かったのは寄宿舎です。

寮ごとに懇談会が行われ、寄宿舎指導員の先生方から、この1か月の子どもたちの様子を伺いました。

友達と仲良く遊んだこと、生活の中で頑張っていたこと、ときにはちょっと衝突したこと――。

ずっと仲良く穏やかに過ごすだけではなく、友達と意見がぶつかることもあります。でも、そうした経験も含めて、集団生活の中で相手の気持ちを知ったり、自分の気持ちを伝えたりしながら過ごしていたことが伝わってきました。

それぞれの天津っ子が、自分なりに充実した1か月を過ごしていたようです。

その後は食堂へ移動し、保護者全体会。

この1か月、子どもたちが学校や寄宿舎でどのように過ごしてきたのか、そして今回の帰京期間中に家庭でどのように過ごしてほしいかなど、先生方からお話がありました。

【いたばし学級活動の日】

そしていよいよ、学級活動の参観です。

約1か月ぶりに会う保護者を見つけて、天津っ子たちが「お母さん!」「お父さん!」と駆け寄ってくる――と思いきや、意外にも天津っ子たちは友達同士のおしゃべりに夢中。

保護者のほうが、「久しぶり!」という気持ちで子どもたちを見つめていたかもしれません。

この日は「いたばし学級活動の日」。

10月17日に行われる「あまつスポーツフェスティバル」に向けて、各学年で競技内容を考える学級活動が行われました。

「あまつスポーツフェスティバル」は、一般的な運動会とは少し違います。

競技の内容を先生がすべて決めるのではなく、天津っ子たち自身が学年ごとに一つずつ競技を考えます。

「ルールはわかりやすいか」
「みんなが楽しめるか」
「きちんと勝負がつくか」

いくつかの条件を確認しながら、みんなで意見を出し合います。

「こうしたらもっと面白いんじゃない?」
「でも、それだとルールが難しくない?」
「こっちのほうがみんな参加できそう!」

子どもたちは真剣そのもの。

当日の競技説明も自分たちで行うため、「自分たちが楽しければOK」ではなく、他の学年の天津っ子たちにもきちんと伝わる競技を考えなければなりません。

話し合って一つのものを作り上げていくことも、スポーツフェスティバルの大切な活動の一つです。

そして、あまつスポーツフェスティバルのもう一つの特徴は、競技には天津っ子全員が参加すること。

そのため、一般的な運動会にあるような「児童待機席」はありません。

誰かが競技をしている間、ほかの子がずっと座って応援するのではなく、天津っ子たちは次々と競技に参加します。

さらに6年生は、毎年親子競技も考えてくれます。

こちらは保護者も見ているだけではいられません。

子どもたちが考えてくれた競技に、保護者も一生懸命参加します。

これから約1か月。

子どもたちの話し合いからどんな競技が生まれ、どんなスポーツフェスティバルになるのでしょうか。今からとても楽しみです。

昼食をはさんだ後は、最後に学級懇談会。

各学年の担任の先生から、この1か月の子どもたちの学校での様子を伺いました。

どの学年も、新しい天津っ子を迎えたことを喜びながら、少しずつ新しいクラスの雰囲気を作り、充実した日々を過ごしていたようです。

必要なご家庭はその後個人面談を行い、すべての予定が終了すると、いよいよ待ちに待った帰京です。

寄宿舎でようやく天津っ子たちと対面、一緒に帰京の荷物を整頓します。

どの子も少し疲れた様子はありながらも、表情はとても生き生き。

約1か月の学校生活や寄宿舎生活の中で、友達と過ごし、自分のことを自分で行い、健康課題にも取り組みながら、たくさんのことを経験してきたことが表情からも伝わってきます。

きっと帰りの車や電車の中では、

「こんなことがあったよ」
「こんなことをしたよ」
「○○さんがね……」

と、この1か月の話が次々と飛び出したことでしょう。

天津っ子たちは、しばらく板橋の家庭で過ごしたあと、連休明けには再び天津へ戻ります。

そして次に保護者が会えるのは、10月17日の「あまつスポーツフェスティバル」。

今回の学級活動で話し合っていた競技が、どのような形になっているのでしょうか。

そして天津っ子たちは、次に会うとき、またどんな成長した姿を見せてくれるのでしょうか。

保護者にとっても、今からとても楽しみです。

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◆天津わかしお学校とは◆

健康課題(ぜん息、肥満、偏食、虚弱)の改善を目的とした板橋区立の全寮制特別支援学校です。

板橋区内に住所をもつ小学3年生から6年生までの児童が、自然環境豊かな千葉県鴨川市にある海の近くの学校で、寄宿生活を送りながら学んでいます。

授業内容は区内の小学校と同じですが、そのほかに健康回復・体力増進を目指した「自立活動」を行っています。少人数制のクラスのため、一人ひとりの特性に応じた学習や生活指導を行っています。また、寄宿舎では休日などにさまざまな体験活動を実施しています。

かつては都外に多く存在していた区立小学校の健康学園・病弱特別支援学校ですが、現在は板橋区、葛飾区、大田区、中央区の4区にのみ残っています。

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