「死に向きあって生きる」 著者 季羽倭文子 最近読んだ本です。ちょっと医療職の偏った本ですが、あえて紹介したいと思います。 死に向き合うというのは、いかに生きていくかをを考えぬくこと。医療技術がどんどん進歩してい…
カテゴリー: 教育問題対策委員会
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(24)『老子・列子』
中国の思想 第6巻 『老子・列子』 徳間書店 26歳の時、仕事や自分の性格等で悩んでいた時出合った本。 以後、自分が悩んだ時、迷った時、基本に立ち返る意味で読み返している1冊。 最初の解説で、老子・列…
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(23)『冥途・旅順入城式』
冥途・旅順入城式 内田百閒 師であった夏目漱石の白眉「夢十夜」がモチーフと思われる百閒の異界短編集。 ただし本作品のほうが得体の知れない不気味さがあり、ゆっくりとだが強引に引き込まれていく。 恐ろしいだけの怪談話では全く…
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(22)『日本語の謎を探る』
日本語の謎を探る 森本 順子著 外国人教育の視点から「ぼくはうなぎだ。」この文を聞いてまず思い浮かべるのは、日本料理店で品書きを見ながら注文している男性の姿だろう。(本文より) 日本語を習い始めた外国人にはこのシチュエー…
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(21)『人魚の嘆き・魔術師』
人魚の嘆き・魔術師 谷崎潤一郎 文章の鬼 谷崎潤一郎の短編二編である。特に「春琴抄」や「細雪」ではどうも敷居が高いという向きには特にお勧めの二作品。 無論、子供向けの御伽噺ではない。 初期の作品だと解説にあるが、簡潔かつ…
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(20)『星の航海術をもとめてホクレア号の33日』
星の航海術をもとめてホクレア号の33日 ウィル・クセルク著 加藤 晃生訳原題「AN OCEAN IN MIND」 方位磁石発見以前、人類が海上での航海を開始したときに一体何を目安に自分の位置を認識したのだろうか? それは…
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(19)『偶然の確率』
偶然の確率 アミール・D・アクゼル著 高橋 早苗訳原題「CHANCE」 ラスベガスでクラップスに勝つ確率、カードで勝つには? 偶然に誕生日が一緒になる確率は?等々 確率に関する疑問から理論、手法にいたるまで日記的な平易な…
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(18)『回廊にて』
回廊にて 辻 邦夫 高校入試に向けた中学時の学習塾で、現代国語の超難問長文読解問題に引用されていた作品。 満開のバラの生垣をバックに主人公が生き生きとして内面を吐露する一場面は当時の私には非常に印象的だったので、文庫本…
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(17)『パレスチナ 新版』
パレスチナ 新版広河 隆一著 中東の火薬庫シナイ半島。流血のパレスチナとイスラエルの対立の構図、しいて言えば二千数百年前から始まったアラーとエホバ、アラブとユダヤの対立の歴史を理解するのに非常に役に立つ一冊である。 フォ…
★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(16)『いい人生の生き方』
いい人生の生き方 江口 克彦 著 この書は豊かな人生を生きるためには、何が必要なのか、そのための指針となる考え方を普通の言葉や普通の話で説いており、大変に分かりやすく、読みやすい一冊です。例えば、「仕事にほれこんでこそ、…