『いのちの食べかた』 森 達也 著 理論社 人間は日々、どれだけの命を日々消費し、その命の上に乗っかって生きているのかという事実を忘れがちです。私もこの本を読んで、無自覚に生きている自分にショックを受けました。文章も読…
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★会長の100冊読書(H23)
会長の100冊読書(62)『凡事徹底』
『凡事徹底』 鍵山秀三郎 著 致知出版社 今まで人のやっていない特別な何かを見つけることばかりに目を向けていましたが、実は身の回りにあるなんでもないことが重要なのだと気づかされました。おかげで掃除をしたり、靴をならべたり…
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会長の100冊読書(61)『SHOAHショアー』
『SHOAHショアー』 クロード・ランズマン編著 高橋武智訳 作品社 「SHOAH」(ショアー)とは、ヘブライ語を転記したラテン語の「絶滅」を意味する単語である。本書は、ナチス・ドイツによるホロコーストの被害者、そして…
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会長の100冊読書(60)『影の現象学』
『影の現象学』 河合隼雄著 講談社学術文庫 ユング心理学の日本における第一人者として、広く深い影響を与えてきた河合隼雄博士の名著である。心理療法士としての立場から平易に語られた晩年の著作とは違い、かなり専門的ではある。…
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会長の100冊読書(59)『影の獄にて』
『影の獄にて』 L・ヴァン・デル・ポスト著 由良君美、富山太佳夫訳 新思索社 1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」(大島渚監督)の原作である。映画にはデビット・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし等(他には内…
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会長の100冊読書(58)『福島の子どもたちからの手紙』
「福島の子どもたちからの手紙 ほうしゃのうっていつなくなるの?」 KIDS VOICE (編集) この本は出版されたばかりです。福島の子どもたちが書いた直筆の手紙や作文がそのままのせてあります。 原発の推進派であろうが、…
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会長の100冊読書(57)『半落ち』
「半落ち」横山秀夫 数年前に読んだこの本。「人間五十年」という走書きが意味するところは。他人がどう思おうと、正しいと信じたことを実行し自分のやるべき道を進むこと。 50歳まであと少し。みなさん、どう生きるかが重要ですね。…
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会長の100冊読書(56)『陰翳礼讃』
「陰翳礼讃」 作:谷崎 潤一郎 この本を読んだのが高校生の頃。当時寝ても覚めてもプロレスオンリーだった私ですが、この本を読んで日本人の「心」を知りました。 特に印象に残っているのが、「味噌汁」。薄暗い部屋に燭台で蝋燭に火…
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会長の100冊読書(55)『週刊ゴング』
週刊ゴング 読書として、ここに掲げて良いか躊躇しましたが、私の青春時代(?)の多くを費やした雑誌です。プロレスラーに憧れ、目指していた高校生の頃から本の隅から隅まで隈なく読み、自分をそこに投影し、シャドーボクシングならぬ…
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会長の100冊読書(54)『バーティミアス』
「バーティミアス」 作:ジョナサン・ストラウド(イギリス) 現在、おおよそ半月に1冊の本を読んでいますが、まず洋物は読みません。「理由は?」と問われると、「登場人物の名前や地名を覚えられないから…」です。ま…