★会長の100冊読書(H23) 会長の100冊読書(51)『こころ』 2011年12月23日 こころ 夏目漱石 描写がすばらしいです。「先生」が自分の妻を語るところ、友人の自死を語るところはその情景があらわれてくるほどです。とくに「先生」が主人公に宛てた遺書の、とめどなくあふれてくる思いの凄さ、言葉の量に圧倒されます。著者の死によって未完ですが、何度でも読みたい作品です。 常盤台小 近藤