平成25年3月9日(土)各単位PTA会長など約30名で天津わかしお小学校に視察に行きました。視察の目的は病弱特別支援学校がどのような学校なのかを自分の目で見て、肌で感じることです。
天津わかしお小学校の現在の児童数は約40名で、3年生から6年生が学んでいます。昔は喘息の子どもの割合が多かったようですが、現在は肥満や偏食の子どもの割合が多くなってきているとのことでした。
天津わかしお小学校の立地は自然に恵まれた環境で、校舎の前には綺麗な海と砂浜があり裏側は山に囲まれ、潮の香りと打ち寄せる波の音が心を和ませてくれる最高の場所です。都会では触れ合うことの出来ない素晴らしい自然があふれています。
当日は子どもたちの駅伝大会があり、海岸沿いの道を一生懸命に走っていました。日課として1~2キロ走をしていることを聞いていたので、子どもたちの走る姿を見て、なるほどと感心しながら応援をしました。
天津わかしお小学校は全寮制の寄宿舎生活ですから集団生活を通して人と人との結びつきの大切さを理解し、心の健康についてもしっかりと育んでいました。
今回の視察研修会で感じたことは、板橋区として子どもたちのためにも天津わかしお小学校を永続的に運営して頂きたいという思いです。子どもたちが自立し成長する姿を支援できる学校は何よりかけがえのない存在だからです。天津の海の青さのように、わかしお小学校は光り輝く宝ものだと思います。このレポートから関心をもたれた方は是非とも見学に行ってみてください。