板橋区立小学校PTA連合会

【天津わかしお学校】 ~2学期が始まりました!~ 2026.8.23

【2学期始業式】

先週の豪雨により千葉県内の交通網にも大きな影響が出ている中、8月23日、天津わかしお学校では区内の小学校より一足早く2学期の始業式が行われました。

夏休みを家庭で過ごした天津っ子たちが、久しぶりに天津へ戻ってきました。

そして2学期からは、5名の新入生と2名の試験入学生、合わせて7名の新しい仲間が天津っ子に加わりました。

新しいお友達を迎え、2学期のスタートです。

2学期の始まりには寄宿舎の部屋の編成も変わります。

学校に到着すると、保護者と一緒に新しく生活する部屋へ荷物を運び、生活の準備を始めます。

天津っ子たちは寄宿舎で着る服も自分で選ぶため、洋服の収納も自分たちで行います。

「これはここにしまおうかな」

「長袖はまだ後ろのほうでいいよね」

そんなふうに親子で話しながら、手際よく荷物を片付けていく姿はとても頼もしく見えました。

「自分のことを自分でする」という毎日の積み重ねの中で、天津っ子たちが少しずつたくましくなっていることを感じます。

荷物の整理が終わると、天津っ子たちは学校へ向かい始業式へ。

その間、保護者は寄宿舎に残り、寮ごとの懇談会が行われました。

担当の寄宿舎指導員の先生方と、生活リズムや健康面で気をつけたいこと、子ども一人ひとりの性格や特徴などについて話をします。

普段は家庭で一緒に生活している子どもが、天津では家族の手を離れて寄宿舎で生活します。

「ちゃんと自分でできるかな」という心配と同時に、「先生方に迷惑をかけてしまわないかな」と気になるのも保護者の本音。

先生方とのお話は自然と真剣になります。

一方、保護者同士では「今学期はどんなことをするのかな」「また成長して帰ってくるかな」などと話が弾み、和気あいあいとした雰囲気に。

子どもたちに、これから始まる寄宿舎生活を楽しんでほしいという思いはみんな同じです。

その後は食堂へ移動し、保護者全体会が行われました。

校長先生からのお話や2学期の行事についての説明の後、2学期から加わった新入生・試験入学生の保護者の皆さんからもご挨拶がありました。

どのお子さんも天津へ来ることを楽しみにしていた様子が伝わってきました。

初めて親元を離れて生活することに不安もあると思いますが、これから学校や寄宿舎でたくさんの経験を重ね、新しい仲間と一緒に成長してくれることと思います。

全体会の後は各学年に分かれて学級懇談会です。

担任の先生から2学期の予定や、新しいメンバーを迎えた学級でこれからどのように過ごしていくかなどのお話がありました。

同じ学年でも、天津へ来た理由や取り組んでいる健康課題、得意なことや苦手なことは一人ひとり違います。

そんな子どもたちが一緒に学び、生活しながら、お互いに刺激を受けて成長していくことも天津わかしお学校ならではの魅力です。

学級懇談の後には個人面談も行われ、終了した保護者から順番に帰路につきました。

いよいよ、天津っ子たちとはしばらくお別れです。

「頑張ってね」

「手紙を書くからね」

「電話するからね」

そんな保護者の声掛けにも、天津っ子たちは意外なほどあっさり。

「うん!」「じゃあね!」と元気に送り出してくれます。

久しぶりに会った友達や、これから始まる天津での生活のほうに気持ちが向いているのでしょうか。

むしろ何度も振り返りながら帰る保護者のほうが、少し寂しそうです。

でも、親元を離れて生活するからこそ経験できることがあります。

自分のことは自分ですること。

友達と一緒に生活すること。

困ったときには誰かに助けを求めること。

そして、自分自身の健康課題に少しずつ向き合っていくこと。

そんな毎日の積み重ねが、天津っ子たちを大きくしてくれているのだと思います。

次に保護者が子どもたちを迎えに行くのは、9月中旬の「帰京日」です。

それまで約1か月。

天津っ子たちは学校で勉強をしたり、寄宿舎で友達と生活したり、たくさん身体を動かしたりしながら、それぞれの健康課題にも取り組んでいきます。

次に会ったときには、また一つ「自分でできること」が増えているでしょうか。

新しい仲間も加わった天津わかしお学校。

2学期も、天津っ子たちがたくさん笑い、たくさん挑戦し、それぞれのペースで成長していく毎日になりますように。

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◆天津わかしお学校とは◆

健康課題(ぜん息、肥満、偏食、虚弱)の改善を目的とした板橋区立の全寮制特別支援学校です。

板橋区内に住所をもつ小学3年生から6年生までの児童が、自然環境豊かな千葉県鴨川市にある海の近くの学校で、寄宿生活を送りながら学んでいます。

授業内容は区内の小学校と同じですが、そのほかに健康回復・体力増進を目指した「自立活動」を行っています。少人数制のクラスのため、一人ひとりの特性に応じた学習や生活指導を行っています。また、寄宿舎では休日などにさまざまな体験活動を実施しています。

かつては都外に多く存在していた区立小学校の健康学園・病弱特別支援学校ですが、現在は板橋区、葛飾区、大田区、中央区の4区にのみ残っています。

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