2025年11月3日 、天津わかしお学校で寮参観が行われました。
【2025年11月3日 寮参観・給食試食会】
天津わかしお学校は全寮制の学校です。普段の帰京日(1か月〜1か月半に1回、保護者が天津わかし
お学校にお迎えに行く日)では、寮で過ごしている様子はあまり見ることができないのですが、各学期1
回の寮参観の日は普段の授業の様子や寮で遊んでいる様子、1㎞走の様子などを見ることができま
す。
今回の寮参観では、給食試食会が行われました。

きのこの炊き込みご飯・鶏の香り焼き・ひじきサラダ・味噌汁・あまじゃっこ・みかん・牛乳
どれもとっても美味しくいただきました!
給食をいただきながら、栄養士の先生から『どんなことに気をつけて給食の献立を作っているのか』『物
価高の中での食材の調達』『調理の際の衛生面の注意』など、たくさんのお話を伺いました。
中でも、天津わかしお学校の給食で出されている『あまじゃっこ』は、魚が苦手な子でも美味しく食べられるように調理員の方々が愛情込めて炒ってくださるとのことで、ありがたく美味しくいただくことができました。
給食は健康課題に向き合うため、おかわりが禁止になっているとのこと。たくさん食べたい子も、少ししか食べられない子もいますが、学年で決められた量の範囲の中で自分で決めてご飯をよそいます。『大
盛り』を選択するためには、肥満の子は【肥満度が〇%以下か】、他の子も【残さず食べられているか】
などのチェックを受け、許可が出た子だけが『大盛り』を選択することができます。そんなところも、健康課題と向き合う天津わかしお学校ならではの取り組みなのですね。
板橋区内の小学校でも【天津っ子給食】として天津わかしお学校で提供されている給食と同じ献立のも
のが出されることがあります。
ぜひ、天津っ子給食の出る日は『天津わかしお学校ってどんなところかな?』などとお子様にお話していただくなど、話題の一つにしていただけると嬉しいです。
【天津わかしお学校の授業参観・寮参観】
天津わかしお学校は一クラス6人までの少人数学級です。先生方との距離が近く、子どもたち一人ひと
りに細かく目が行き届きます。子どもたちからも活発に意見が飛び交い、とても生き生きとした授業が行われていました。
算数はこの少人数をさらに少人数の習熟度別クラスに分け、補助教員がつくなど『誰も取りこぼさない』手厚い体制が組まれています。先生方が工夫して準備してくださっている教具を使用し、『わかった!』
の声が響く教室はとても温かく感じました。
下校後、いったん寮に荷物を片付けておやつを食べたら毎日の1㎞走へ。保護者も一緒に走る人がい
たり、応援する人がいたり。1㎞走り終わっても頑張って折り返して2㎞、3㎞…と走る天津っ子もいて、たくましさを感じました。疲れている…と思いきや、そのままグラウンドでサッカーを始める天津っ子たち。さすが、健康改善のための体力づくりが身についているだけありますね。保護者も一緒になってサッカーをしたり、海岸を散策してシーグラスを拾ったり、屋内でボードゲームをしたり。思い思いに自由時間を元気に遊ぶ天津っ子たちの楽しそうな姿を見ることができた寮参観でした。
【天津わかしお学校の見学】
天津わかしお学校では、各学期に体験入学が行われています。
ご家庭によっては、『体験入学に行きたいけれど、子ども一人で宿泊させるのは不安』『体験入学の日に
予定があり、都合が合わない』などということがあるかと思います。
今回の寮参観のように、天津わかしお学校は祝日に授業を行っている日もあります。体験入学以外の
時でも、このようなイベントがある時に合わせた見学もできますので、天津わかしお学校にご興味がある方は、ぜひご連絡の上ご見学にいらしてくださいね。
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◆天津わかしお学校とは◆
健康課題(ぜん息、肥満、偏食、虚弱)の改善を目的とした板橋区立の全寮制の特別支援学校で す。
板橋区内に住所をもつ、小学3年生から6年生までの児童が、自然環境豊かな千葉県鴨川市に ある海
の近くの学校で、寄宿生活を送りながら学んでいます。
授業の内容は区内の小学校と同じですが、そのほかに、健康回復・体力増進を目指した授業 「自立活
動」を行っています。少人数制のクラスなので、一人ひとりの特性に応じた学習や生活の 指導を行って
います。また、寄宿舎では休日などに様々な体験活動を行っています。 かつては都外に多く存在してい
た区立小学校の健康学園・病弱特別支援学校は、今や4つの区 (板橋区、葛飾区、大田区、中央区)し
か現存していません。
