令和4年9月10日(土)に日帰りで板橋区立天津わかしお学校の日帰り研修会を実施しました。
校長会・OB会・現役PTA会長の総勢23名に参加いただきました。
この2年間はコロナ禍でオンライン研修会を実施しておりましたが、本年は実際に行って見て感じて体験をすることの大切さを感じました。
板橋区は児童の健康回復・改善や体力増進を目的とした全寮制の特別支援学校を千葉県鴨川市天津で運営をしております。
当日は天候にも恵まれ、天津わかしお学校の子どもたちによる歓迎会から始まり、体育館にて、休日の子どもたちの生活の様子をリモートで拝見させていただき、教員より学校紹介・子どもたちの1日の生活の流れや、休日の過ごし方などを説明いただき、それに対して参加者から質疑応答などで学ぶことができました。
校内・寄宿舎の案内をしていただきさせていただき視察させていただきました。
昼食の時間には子どもたちによる人形劇「早寝・早起き・朝ご飯」を披露していただきました。休憩をはさみ、天津大使(6年生)による学校紹介がありました。
子どもたちとの質疑応答タイムを設けていただき、子どもたちが感じている気持ちや前籍校との違いなどを聞くことができる、とても有意義な時間を作っていただきました。
休憩時間には学校周辺を散策しました。海岸まで徒歩数十歩という環境です。前日に子どもたちは海水浴を楽しんだようでした。目の前に広がる海に我々も心が洗われ、よい時間を過ごすことができました。
毎日の日課の1km走を沿道で応援しました。子どもたちは自分で走る距離を1km、2km、3kmから選んで走っているそうです。1年間で600kmを走る子もいて、とても早く私たちの前を何度も通過し軽快に3kmを走る姿を見せてくれました。
あっという間に4時間が過ぎ、お別れの会では、子どもたちから手作りのステキなカードをいただきました。
『まった、来てね~!』と後ろから響く大きな声を背に名残惜しい気持ちでバスに向かいました。体験入学をしている子どもたちも同じ気持ちなんだろうなと実感することができました。いつまでも手を振ってくれている子どもたちに見送られ、とても有意義な研修を終えることができました。
天津わかしお学校は子どもたちに『自分が何のために天津わかしお学校に来ているのか?ここでどんな自分になりたいのか?を問いかけ、子どもたちに目標を持たせ、教職員みんなで一丸となって見守り応援していく』とおっしゃた校長先生の挨拶が印象的でした。一人一人と向き合いながら、自立して行動ができる子どもを育てようとしている学校なんだということを感じました。
天津わかしお学校の先生方、児童のみなさまには大変お世話になりました。
ありがとうございました。
天津わかしお学校では年3回体験入学を実施しております。
詳細は『板橋区立天津わかしお学校』のHPをご覧ください。