板橋区立小学校PTA連合会

榛名(林間学園)宿泊研修報告

今年で3回目となる『榛名(林間学園)宿泊研修』が、10月5日、6日に実施されました。今回は、単P会長16名に、校長会、教育委員会、OB会が加わり、総勢27名が参加しました。和気藹々とした雰囲気の中で、板橋区の教育に関わる各関連団体がおおいに親睦を深めることができたのも、宿泊研修ならではの成果だと思います。

榛名宿泊研修には、板橋区の小学生が5年生のときに行う「榛名移動教室」を、保護者も体験してみようという意図があります。夕食のメニューも、お風呂も寝る部屋も、翌朝の布団の後片付けまで、子供たちと同じように行いました。小学生時代に戻ったような気持ちになった参加者も多かったのではないでしょうか。

また、豊かな自然に恵まれた施設だけに、夜空の美しさは圧巻でした。都内とは見える星の数が違います(天の川もはっきり!)。無数の星々の神秘的なきらめきに平均年齢40歳以上のオジサンたちも、思わずロマンチックな気持ちになりました。ぜひ、子供たちにも見てほしいと思いました。

さて、そもそもこの企画は、23年度の小P連会長・後藤和彦氏(現・小P連顧問)が、練馬区の小P連が実施している宿泊研修にヒントを得て始めたものです。ちなみに練馬区では、なんとバス3台の大所帯だそうです。板橋区との大きな違いのひとつが、単Pの副会長にも参加の呼びかけをしている点です(実際、多くの副会長が参加されています)。この話を聞いたとき、純粋に「うらやましい」と感じました。もちろん地域性の違いはありますが、単Pに対する小P連の役割や存在意義を考えると、まだまだ他区から見習うべきことは多いと思います。

さまざまな関連団体の協力を得て、榛名宿泊研修が、よりいっそう盛り上がるように願ってやみません。
(25年度榛名宿泊研修担当・小P連副会長・廣田伸也)

■研修会の内容
(講演テーマと講演者リスト)

「校長会とは何か? 校長とPTA会長の連携について」
野崎修(校長会)

「学校の保健給食における安心・安全対策について」
森下真博(学務課長・教育委員会)

「犯罪・防災に関しての教育委員会の取組み」
小林緑(庶務課長・教育委員会)

「交通事故・安全対策について」
木内俊道(学校地域連携担当課長・教育委員会)

「ケガから考える交通事故予防について」
森剛(小P連会長)

「話し上手と聞き上手」
廣田伸也(小P連・教育問題対策委員長)

「今、PTAができること」
高野佐紀子(教育委員)

「都小Pとの関わりについて」
山崎成(OB会会長)

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